職場内受動喫煙防止への技術支援

チームM&Iでは2013年より厚生労働省受託事業として職場の受動喫煙防止対策への技術支援を開始しました。当初は厚労省ガイドラインに沿って浮遊粉じん量及び気流・一酸化炭素という3項目のみの測定でしたが、その後独自に項目を増やし現在では日本で唯一無二の《受動喫煙防止に特化した空気環境コンサル》として、喫煙者と非喫煙者が共にストレスなく過ごせるワークスペースの実現を目指しています。


1、使用測定機器とその役割

《デジタル粉じん計》 喫煙室及び周辺の浮遊粉じん量を測ります。喫煙室の外でこの数値が高い場合、非喫煙者への受動喫煙が懸念されます。

《Co,Co2計》 一酸化炭素と二酸化炭素の濃度を測定します。Coはタバコ煙または喫煙者の呼気から排出され、この数値の上昇は深刻な健康被害をもたらします。

《風速計》 喫煙室スペースの換気状況を計測します。気流が弱い状態では喫煙室の煙や臭いが執務スペースに漏れることになり、これも受動喫煙の元凶となります。

《臭気計》 粉じんや一酸化炭素などは目に見えるものではありませんので、職場の喫煙問題で最も大きいのがタバコ臭です。臭気計は【いい匂い】と【不快な臭い】という判別はできませんが、臭いレベルを数値化します。

《温湿度計》 粉じんの浮遊状態や臭気レベルというのは気温や湿度といった空気環境によっても変動します。


2、測定の流れとその意義

①測定箇所は「喫煙室内部」、「境界線部分(ドア等)」、「喫煙室に面する廊下などの共用部分」です。状況によっては執務スペースでの調査も行います。境界線や共用部分での不良なデータは受動喫煙被害に直結するもので、その場合は喫煙室内部機器や換気システムの改修が必要となります。

②喫煙室の改修や加熱式専用ラウンジへの切換えが終了したのち、再度測定を行い空気環境の改善を確認します。特に粉じんや臭気の漏れが無いかどうかの確認は非喫煙者にとって重要なファクターとなります。

③測定終了後は数値データとともに改善ポイントなどをレポートいたします。可能であれば測定前と改修完了後に社員アンケートなど行い、本作業が労働環境改善の一環として行われたものである旨を周知されることをお勧めいたします。